初見の問題も解決できるようになる!天才になる方法。〜フェルミ推定と五木ひろし〜 最強の勉強方法を求めて 第48回 

勉強

人は天才に憧れます。

 

影で実は努力をしていたとしてもその姿を見せたがる人は少ない気もします。

 

学生時代、テスト前に

 

「全然勉強してない!やばい!」

 

等とお互い話していたのに

 

めちゃめちゃ良い点数を取る人もいました。

 

(ぼくは宣言通りひどい点を取りましたが)

 

そう言われれば漫画『北斗の拳』で主人公ケンシロウの兄トキになりすました

 

アミバも陰で木人形(デク)狩りと称して村人をさらって新しい秘孔を見つける為に

 

めちゃめちゃ努力していたのに自分の事を

 

「オレは天才だ!」と言っていました。

 

(人体実験だったので何人か失敗して死んでましたが)

※画像はイメージです。

 

また歴史や地理等の暗記的側面が多い教科が出来るよりも

 

数学のようなある程度センスが必要とされるような科目が出来ると

 

「頭が良い」と評価されていた気がします。

 

人は天才の定義として

 

「その人本来の頭の良さ」

 

を指して言っている気がします。

 

つまり暗記した事をただアウトプットするだけではなく

 

初見である不測の事態に難なく対処できる人をさして

 

天才と言っていると言っても良いでしょう。

 

「地頭が良い」なんて表現もされる事があります。

 

これだけ見ていくと大いに生まれもっての天賦の才の如くです。

 

しかし、逆に言えば瞬時に現状の認識をし、

 

瞬時に課題を整理し、瞬時に解決策を考え、

 

瞬時にどう動くべきか意思決定ができれば

 

誰でも天才の仲間入りになるわけです。

 

フェルミ推定とは、詳しい数値が調べられないものを、

 

手元の情報を元に推論する方法の事を言います。

 

つまりフェルミ推定が素早くできるようになればアミバに…もとい天才に近づけるのです!!

フェルミ推定の方法

①アプローチ設定

 

  • どの切り口を基礎として推定するのかを決める。

 

(基礎数値として、人口や世帯数、企業数、国土面積、平均寿命などの切り口から事象を              推定するのが一般的。日頃より数字に興味を持ち概算でも把握しておく)

 

  • 会話になるべく数字を盛り込むことで、話はずっと伝わりやすくなる。

 

(数字を使った話し方は、曖昧さがない。)

 

 

※その際、都合のよい情報を鵜呑みにしない

 

→人の本質や物事の真理を見抜く。

 

 

②モデル分解

 

  • 計算に必要な情報を単純化し、仮説を立てる。(前提を用意)

 

※ 細かな数字よりも、計算式やプロセスに気をつける。

 

 肯定・否定の両方から考えてみる。(ディベート思考法)

 

  • 反対意見を考えてみることで、一見ポジティブなニュースや出来事に対し別の見方ができる。

 

  • 数学の証明問題で使うようなコトバを使って論理の流れやそれぞれの文章の役割を明確にする。

 

理由:「なぜなら」 など
追加:「しかも」「さらに」「そのうえ」など
条件:「かつ」「または」「少なくとも」など
対立:「しかし」「一方で」「とはいえ」など
因果:「だから」「ゆえに」「したがって」など
比喩:「たとえば」など
要約:「つまり」「要するに」など
結論:「以上より」など
変換:「言い換えると」「裏を返せば」「もしくは」

 

 

③計算実行

 

  • 仮定の数値を元に計算。

 

※実際の答えを知る手がかりがある場合は、フェルミ推定で出した概算と照らし合わ                      せて、計算の妥当性を検証しながら。

 

  • 一見つかみどころのない事象を単純化して計算を容易にし、概数を算出。

 

  • 考えすぎて時間切れになってしまうことを避けるために「いかに枝葉を切り捨てられるか」も重要。

 

 

④現実性検証

 

  • 自分ひとりの頭で考えるだけではなく、誰かと意見を交わす

 

  • 答えを述べる時は簡潔に一言でまとめることを心がける。

 

  • 与えられた答えを疑い続けることで地頭力をトレーニングすることができる。

 

  • 自分が納得できるまで探求を続けることが、地頭力のトレーニングになる。

日頃のちょっとした考え方、アプローチの仕方で天才と呼ばれるような

 

初見の問題に対応できる応用力を身につける事が出来ます。

 

地頭力を鍛えて一目を置かれるような天才になりましょう!

 

Say 天才!(天才!)まさに 天才!(天才!)Say 天才!(天才!)まさに天才!(天才!)Say 天才!(天才!)

 

もっともっと叫べー!

 

 

【今日の語注】

Say 天才!(天才!)まさに 天才!(天才!)Say 天才!(天才!)まさに天才!(天才!)Say 天才!(天才!)

 

もっともっと叫べー!

 

楽曲中に首を傾げるポーズで一躍有名となったオリエンタルラジオ率いるRADIO FISHの

 

『PERFECT HUMAN』(パーフェクト・ヒューマン) の中の一節。

 

ちなみにこの楽曲はNHKの『うたコン』にて演歌界のレジェンド

 

五木ひろし先生

 

若手演歌歌手らと共に「い!つ!き!五木!!    い!つ!き!五木!い!つ!き!五木!」

 

とサングラスをかけ右手で拳をつくりながら熱唱。

 

 

 

やはりNHKの受信料をきちんと払っていてよかった。

 

※パーフェクトヒューマン 五木ひろし先生による安室奈美恵の

 

『TRY ME 〜私を信じて〜』も必聴!!

 

是非ネット検索してみてください。

 

また非公式ながら泥酔した俳優の綾野剛さんが歌って踊る

 

『PERFECT HUMAN』(パーフェクト・ヒューマン)も

 

ガーシー(東谷義和)によりYouTubeにアップされている。

 

ちょっとかわいい綾野剛様が見れます。

天才・地頭の元気がでる習慣‼︎

  • 地頭力とは「知識や情報を加工する能力」

 

  • 問題解決とは情報を「集める」「加工する」「伝える」の3ステップ。

 

  • 加工する能力が地頭力。

 

  • トラブルが発生した場合も、考えることをストップせず冷静に問題の本質を分析。

 

  • 物事の背景を知ることで、より深くそのルールを記憶に残すことができる。

 

  • インターネットの普及で情報を集める力の差はつきづらいので情報をどう活かすかを考える。

 

  • はじめに全体像をとらえた後で部分像へズームインして視点を移動する。

 

  • 切り口のオプションを複数出して、最適と思われるものを選択。

 

  • 複雑な全体像を取り扱いやすい要素に展開する。

 

 

  • 簡単なトレーニングの繰り返しによって、より複雑なビジネスへの応用力を上げることも可能。

 

  • 自我を押し通してばかりいると、知識や視野がいつまでも広がらなくなってしまうので上司や後輩などさまざまな人の意見を聞き入れ、まとめる。

 

 

  • 何事にも好奇心を持ち知的能力を働かせる。

 

  • 「What型好奇心」(これは何だろう?)では答えがわかった瞬間、思考がストップするので「Why型好奇心」(なぜこうなるんだろう?)で考える。

 

 

  • 「結論から」「全体から」「単純に」の3つの思考法で考えるように意識する。

 

  • 1つのテーマに対してなるべく2冊以上の本を読み視野を広げる。

 

  • 自分の頭だけで考えられることは限られており、答えを狭めてしまう。

 

  • 賛成意見だけでなく反対意見も考えることで、客観的に物事が見られるようになる。

 

  • 限られた情報の中から意識的に仮説を立てる訓練を行うことで、少ない情報からでも問題解決に近づけるようになる。

 

  • 多くの情報を端的にまとめる習慣をつけることで、物事に対しての洞察力が深まり伝える力が身に付く。

 

 

  • 複数の案の中で迷いが生じたとき、それぞれの案の立場を考えながら比較することで、公正な判断を下すことができる。

 

 

  • 日常の些細な出来事や、当たり前だと思っている事に意識を向け、疑問を持つことが大切。

 

  • 相手を納得させるためには、根拠や理由をきちんと説明した上で意見を主張する。

 

  • 意見を言う時に根拠のある論理的思考を心がける。

 

  • 地頭力とは複数の情報を処理する能力のこと。

 

  • 自分と異なる意見であってもまずは聞き入れる

 

  • 互いの良いところを認め合ってこそ、会話の楽しさや気持ちよさは成立する。

 

  • インプットではなくアウトプットをしたときに地頭力は伸びる。

 

  • 学びにおけるアウトプットは、それを知らない人に説明すること。

 

  • 説明することで自分が理解していないところが分かる。

 

  • 教えるのが難しければ「質問をしよう」というモチベーションで読んでいるとインプットの質も上がるし、納得にもつながっていく。

 

  • 文章を読むために「著者が何を言いたいのか」をつかみ要約することが地頭力を鍛える上で大切。

 

  • 理想の姿を明確に設定し、日々心に思い浮かべる事で自然と理想の姿になる為のヒントを見逃さなくなる。

 

  • 自分と違う意見に出会ったとき、「それは違う」ではなく、むしろ「新しい視点に出会えてラッキー」と思うようにする。

 

  • さまざまなジャンルの本を読むとたくさんの意見に触れることは視野を広げたり、物事を公平に考えたりするきっかけになる。

 

  • 何事にも理由はあると考え強い好奇心を持ち、疑問を抱く練習をする。

 

  • 疑問を持つようになったら、すぐに調べる。

 

  • リサーチする前に自分の頭の中でいくつか仮説を立てるのも大切。

 

  • 仮説を立てたあとで、答え合わせをするようなイメージで調べる。

 

  • 繰り返すことで、自然と考える力が身につく。

 

仮説思考の習慣をつける。

 

※仮説思考とは、限られた情報の中からとにかく仮説を立て、トライ&エラーの中で仮説を修正しながら答えに近づいていく方法。

 

  • 時間を決めてとにかく結論を出す「タイムボックス」の考え方も大切。

 

  • 仮説思考では「スピード重視」

 

 

  • 「どんな行動を選べば利益を最大化できるか?」と常に考える。

 

  • 状況を利得表に書き出して分析し、それぞれのナッシュ均衡パレート最適がどこにあるか分析することで、相手の出方を推測することができる。

 

 

※ナッシュ均衡

 

「各人がどっちに転んでも無難な状態」

 

 

※パレート最適

 

「全体として最も損が少ない状態」

 

  • 「知識」と「経験」を組み合わせ、問題となっているものに対して複数の仮定や想定を繰り返し、具体化と抽象化をおこない、結果を導き出す。

 

  • トライアンドエラーを繰り返すことで、実際に現場で使える知識や経験が身につき、より物事を広く柔らかく考えることができるようになる。

以上、本日もご愛読いただき誠にありがとうございました!!

さて次回の学生気分のブログ物語は…

最強の勉強方法を求めて 第49回

勉強の効率を左右する色の世界

~暗記しやすくなる色、集中力を下げてしまう色は何色?~

次回更新日 2025年1月29日(水) 予定です。

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