全体像を把握してから勉強に入ろう~東京スポーツの見出しに注意~ 最強の勉強方法を求めて 第19回

勉強

服や本でも整理して入れないとすぐに取り出す事は出来ません。

 

情報も同じように、全体像を掴んで整理整頓しておかないと試験でうまくアウトプット出来なくなります。

 

全体像とは取っ掛かりのような物です。

 

内容を整理するための「引き出し」を用意しておけば記憶しやすくなります。

 

例えばニュースでも全然知らない国のニュースよりもなんとなく土地勘がある所のニュースや顔のわかるご近所さんや友達のニュースの方がイメージが湧き頭にすんなり入らないでしょうか?

 

(実際、報道番組で近所のおじさんがいきなり出てきたらめちゃめちゃ近所がザワつくと思いますがここでは記憶に残ると言う事にだけフォーカスして読んでください。)

 

しかし、全体像をまず掴めと言われても具体的に何をすればいいか迷ってしまうかもしれません。

 

そこで、ぼくは講義をざっと聴いたりよくまとまったノートや要点本を読んで全体像を把握する事をオススメします。

 

講義素材や要点本などが出回ってない場合は目次を眺めてから学習に入るのでもいいです。

 

(ノートがないから作ろうとするとノート作りが目的になってなかなか勉強に入れないので要約本などがあればそれを使う事をオススメします。)

 

最強の勉強方法を求めて第5回で紹介した講義を頭を使わない作業と組み合わせて聴くのも全体像を把握するのにとても有効だと思います。

 

木を見て森を見ずではなくまず森を見てみましょう。

 

東スポの記事も見出しだけ読まずちゃんと紙面を広げて読まないといけません。

 

紙面を広げて読めばネッシーは生捕りされてないしカッパも発見されてない事がわかります。

 

もうプレスリーは生きてません!!

 

 

今日の教訓

  • 脳には知っていることを好ましく思う「ファミリアリティ(親しみ)」という性質がある。

 

  • 脳には「連合性」という性質があって物事を関連させると、弱い刺激でも覚えやすくなる。

 

  • 今、勉強している単元は全体の中でどういう位置付けなのかを意識して勉強する。

 

東スポ

東京スポーツ社が発行するスポーツ新聞「東京スポーツ」の事。

 

「日付以外はすべて誤報」等と揶揄されるがプロレス記事と性風俗の記事は非常に充実している。

 

見出しの下に小さく「?」「か」「も」「説」「絶叫」などの語句・記号が書かれて濁されていることが非常に多い。

 

ちなみに売店に陳列されている時は基本、折りたたんである為小さく書かれてる所は見えないようになっている。

次回 最強の勉強方法を求めて 第20回 ラムネの効用と八名信夫

2022年11月26日(土) 更新予定です。

ご期待ください!!

 

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