〜前回までのあらすじ〜
端末をズボンに入れて
即LINEに気付ける体制を敷くその男。
しかし、感じた振動は単なる気のせい。
再三の空振りっぷりを
不審に思う下町主任を尻目に
照れ隠しをし続けるその男。
そんな時、ついに本物の通知が届きます。
「今、電話しても大丈夫ですか?」
ディスプレイに表示されたのはアイドルからのLINE。
「大丈夫だよ」
その男がそう返信をすると
すぐに090から始まる電話番号が
ディスプレイに表示されました。
知らない番号でしたが通話をタップすると
アイドルの元気な声が受話口いっぱいに聞こえてきます。
無料のLINE通話ではなく
電話番号を表示して
スマホから電話をかけてきてくれた事は
何処か自分を信頼してくれているように
思えます。
その男
「すいません。ちょっと電話してきます。」
下町主任
「ああ、いいですよ」
ちょうど2時間程長い処理が流れていて
完全にただの待ち時間になっていたので
下町主任は気持ちよくその男を送り出してくれます。
その男
「もしもし?」
思わずワンコールで取ってしまいましたが
もしかしたらアイドルは「ワン切り」でかけ直して
欲しかったのではないかとここでふと思います。
そもそもバイブレーション(強)でズボンの中に端末を
忍ばせていたのも地味に変態っぽいのではないか!?
注)その男は前日、マジックミラー号から
リモコンで遠隔ローターに指示を
送る特殊なAVを視聴しています。
絶対に真似しないでください。
その男
「通話料掛かっちゃうからこっちからかけ直すよ。」
アイドル
「えぇッ!すいません。」
考えすぎかもしれないですが、
ここはあくまで紳士的に振る舞おうと
考えます。
すぐに電話を切り、電話を掛け直すその男。
もちろん、彼が無料のLINE通話で掛け直したのは言うまでもない。
つづく
本日もご愛読いただき誠にありがとうございました!!
さて次回の学生気分のブログ物語は…
幸福追求道2
芸術至上主義
第98回
正直
お楽しみに!!
次回更新日 2026年7月4日(土) 予定です。


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