交感神経の働きとホルモン分泌から見ると、お昼は体がポジティブな状態で脳が働きやすくなる時間帯です。
しかし昼ごはんを食べるとまた違う変化も現れます。
食事摂取
↓
①血糖値が上昇。
②血糖値を下げるために体内でインスリンが分泌。
③血糖値が急激に下がる。
④糖が脳に行き渡らなくなり、活発な働きができなくなる。
つまり午後はやる気があるのに食後で脳が働かなかったりするのです。
「寝てくれるかな?」
「いいとも!!」
「一旦、CMでーす」
やる気があるのに睡魔にうっかり屈してしまう午後はまさに勉強にとっての鬼門です。
(緊張の糸が切れてその後YouTubeをウキウキWATCHINGもあるあるだったりする)
「部活中、喉が渇いても水飲んじゃダメ」で育った生粋の昭和生まれのぼくは最近までどんなに眠くても机に向かいその都度寝落ちするのがある意味美学でした。
しかし、今は昼寝を許容するちょっと意識高い系の会社もあります。
眠い時は何も手につきません。
眠い時は戦略的に昼寝をして勉強をさらに効率化していきましょう。
ベッドやソファで寝てしまうと寝すぎてしまいますが10分~15分程度机に突っ伏して仮眠するだけならすぐに勉強に戻って来れます!!
(20分以上の休憩をてってしまうと勉強に対する意欲や集中力を維持するのが難しくなる)
RIZINに出なくてもヨギボーも座れます!!
RIZIN
日本の格闘技イベント。
以前、ビーズソファの製造販売企業のヨギボーがスポンサーを務め勝利者には勝利者賞として巨大なビーズソファ「ヨギボー」が送られていた。
(なお、試合後のインタビューもヨギボーが用意されているので負けても座れると言えば座れる。)
昼寝の効果
- リラックスできる。疲労の回復。
- 集中力の向上。気分の改善。
- 仕事の効率が良くなる。
- 但し、長時間の仮眠は、不眠の原因。
- 30分以上、仮眠をとると深い睡眠が出現するため、倦怠感、頭がぼんやりとした状態(睡眠慣性)が生じやすい。
- 昼食の摂取量が多い状態で食後すぐに眠ると、胃もたれ、胸やけの原因にもなるので注意。
- 12時から15時くらいにとる15分~30分ほどの睡眠の事をパワーナップと言う。(byコーネル大学の社会心理学者ジェームス・マースの研究)
パワーナップの効果
- 集中力の向上
- ストレス軽減
- 記憶力向上
- 作業効率アップ
- 心臓疾患や認知症の予防
本日もご愛読ありがとうございました!!
次回 最強の勉強方法を求めて 第22回
脳科学から考える夜に何を勉強すべきか!?
時間帯別勉強法~夜~ 睡魔がやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!
2022年12月3日(土) 予定です。
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