脳が活性化する散歩術! ~散歩と記憶とロッキーと~ 最強の勉強方法を求めて 第31回

勉強

「書を捨てよ町へ出よう」と言えば寺山修司の戯曲ですが勉強してるとたまに悶々としてマジで参考書や問題集を捨てたくなります。

 

しかしこれは現実逃避に見えるかもしれませんがやり方によっては勉強に対する一服の薬にもなるやもしれません。

 

散歩にはそれだけ勉強に役立つ大いなる力があるのです。

 

イリノイ大学のサラスによると被験者群を

 

覚える前に10分歩くグループ、

 

覚える前に10分座って風景写真を見るグループに分け

 

名詞を記憶してもらい

 

名詞を覚えた後、さらにもう10分間それぞれ同じ行動をさせてテストを実施した結果、

 

 

歩いたグループの方が座っていたグループよりも25%ほどよい成績になったと言います。

 

三国志で兄・曹丕(魏の文王)に文の才能を妬まれ、「七歩歩くうちに詩を作れ、さもなくば処刑だ!」と言われ7歩、歩いた後に素晴らしい詩を作った曹植も実はこの散歩によって湧き出た力で詩を作れたのかもしれません。

 

 

ちなみに日本では1992年の24時間テレビで全国の視聴者から寄せられた愛のメッセージで「サライ」を作った谷村新司と加山雄三が総合司会の徳光和夫に24時間以内に歌を完成させなかったら殺すと厳命されていました。

 

そんな訳はない。(当たり前だ)

 

さて話を散歩に戻します。

 

散歩をすると、脳からドーパミンが分泌されます。

 

ドーパミンは脳内ホルモンのひとつで「生きる意欲を作るホルモン」とも言われており、うれしいときや、気分がいいときに分泌します。

 

ドーパミンが出る事により勉強の集中力を取り戻せ、学習意欲を維持出来ると言うのです。

 

但し、脳は常に新しい刺激を求めているので慣れてしまうとドーパミンの分泌量が少なくなってしまうので

 

いつも同じ道を散歩しているとマンネリ化してしまい、ドーパミンを分泌させる刺激が乏しくなります。

 

 

そこで普段、あまり通らない道を選んで散歩するようにして脳への刺激を高め脳を活性化させるのも効果的です。

 

しかし場所によっては、新しいルートを開拓する事が困難な場合もあるでしょう。

 

 

そんな時は、毎回なにか違ったものがないか意識を集中するのはどうでしょう?

 

いつもと違うシャツで出たり、帽子を被ってみたり、アクセサリーを変えてみたり

 

ちょっと自分を変えて散歩するだけでも違います。

 

ハロウィンで着た服でも朝なら人通りが少ないので大丈夫かもしれません。

 

太陽の光はセロトニンの分泌を促します。

 

セロトニンは脳を覚醒させ、それによってやる気が向上、自律神経も整えられるなど、心身ともに健康を保つのに役立つので朝の散歩は非常にオススメです。

 

 

ぼくも中学時代、

 

早朝、もし警察に「こんな時間に何やってるんですか?」と補導されても「マラソンです。」と言い逃れが出来るようにエッチな本をエロ自販機に買いに行く時はジョギングスタイルで行ったもんです。

 

灰色のパーカーに青いタオルを首に巻き黒ニット帽。

 

軽くロッキー気取りですが単なる盛りのついたエロガキです。

 

そんなエロロッキーも今や中年。

 

「時が経つのは早いな

 

スタローンがロッキー5がなかったかのように振舞うようにぼくもそんな事がなかったかのように今はマジメに勉強ブログを書いています。

 

I guess what I’m trying to say, is that if I can change, and you can change, everybody can change!

 

(私が言いたいことは、もし私が変わり、みなさんも変わったのならば、誰でも変わることができるということです!)

 

ロッキー4の名セリフが出た所で今日はおしまい。

 

エイドリアーン!!

 


ここがすごいぞ!散歩!!

  • 散歩は教科書や参考書など何もないので勉強の事を考える場合、頭の中だけでパッと問題を思い出し、パッと答えを出さねばならないので記憶の整理がしやすい。

 

 

  • 散歩によって脳の血流がよくなり、十分に血液が行きわたることで脳が活性化する。

 

  • 酸素は血液に乗って脳に運ばれるので勉強をする前に歩いて体の血液を巡らせ脳にどんどん血液を送って勉強の効率を上げる事が出来る。(脳は酸素と糖分を燃料として動く。)

 

  • アップルの創始者スティーブ・ジョブズ、フェイスブックの創始者マーク・ザッカーバーグ等の成功者と言われる人々も散歩の習慣がある人が多い。

 

  • 運動は脳の活性化に効果的で、散歩のような軽い運動をすると、脳への血流量が増え、記憶や学習に関わる「前頭前野」が活性化する。

 

  • 一度歩けばそれによる脳の創造力の活性化は、一定時間続く。

byスタンフォード大学博士課程の教育心理学専攻のマリリー・オペッゾの研究)

 

  • 散歩をする事によりセロトニン神経も活性化させられる。

 

  • 生活リズムを整え、脳を目覚めさせる意味でも、早朝のウォーキングが最も効果的。

 

  • 歩いて脳が活性化している状態だからこそ、かなり深く記憶の底に沈んでいる知識も喚起しやすくなる。

 

ロッキー

 

2021年にアメリカ限定で上映されたロッキー4の再編集版『ロッキーVSドラゴ』がついに2022年、日本でも上映された。

 

コロナ禍で暇にではなく時間が出来たスタローンがロッキー4のすべての映像に目を通し、未使用シーン、音声トラック、劇伴にいたるまで何百時間もかけて徹底的に見直して再編集。

 

ポスターには『「トップガン」、「BTF(バックトゥザ・フューチャー」と並ぶ金字塔)』の文字!

 

2022年大ヒットした「トップガン マーヴェリック」の人気に乗っかろうとしてるのが逆に清々しい。

 

 

もちろん学生気分は映画館まで観に行った。

 

ロッキーをスクリーンで観れるだけで我々世代はありがたく☆5つ!!

 

ちなみに客席は自分ら含めおじさんだらけだった。

 

以上、今日もご愛読いただき誠にありがとうございました!!

 

2023年もよろしくお願い致します!!

さて次回の学生気分のブログ物語は

 

最強の勉強方法を求めて 第32回 音楽で勉強効率は上がるのか!?

マッチョドラゴンと淋しい熱帯魚

次回更新日 2023年1月28日(土) 予定です。

 

 

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