学生時代、授業中に当ててくる先生の授業ほどやっかいなものはありませんでした。
そんな時は、先生に目をあわさずなるべく刺激をしないようにと気配を消していたもんです。
しかし、先生に向かって大声を出したり、犬をけしかけたり、物を投げたり、
棒で追い立てたりするなんてはもってのほかです。(先生は野生動物ではありません)
でも今思い出すと先生に当てられて質問された内容ってのは後で案外、
内容を覚えていたりしませんでしたか?
人は質問に答える時、記憶から情報を探し出し、思い出すというプロセスを踏んでいるのです。
実際、この「思い出す」という行為そのものに、記憶を強化してくれる効果がありまして
アクティブリコール勉強法とは、
この能動的に思い出すという行動を利用した勉強方法なのです。
アクティブリコール勉強法を実践することによって、脳の記憶が強化され、
覚えた内容をすぐに忘れてしまう可能性が軽減します。
まず教科書を読み1ページ読むごとに目を閉じて何が書いてあったかを思い出して
紙に書き出します。
1ページで区切りが悪ければ一区切りついたら「今日やったポイントなんだった?」と
自問自答するのです。
おそらく、読んだ直後でも数個しか書き出せないと思います。
悪夢のような現実ですがこれが今の自分なので受け入れなくてはなりません。
ところがどっこい夢じゃありません!!( ゚д゚)
現実です!!q(゚д゚ )
これが現実ッ!!ヽ( ゚Д゚,,)ノ
ざわ…ざわ….ざわ…ざわ…ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ
と、ひとり賭博破戒録カイジをやっている場合ではありません。
ここで何もない所から記憶を想起するのが難しかったら
一問一答を作るというフェーズに入るのです。
まず気持ちを切り替えてもう一度テキストをしっかりと読み直します。
そのとき、読みながら問題を作っていくとよいでしょう。
問題を作るという目的があると、どこが重要で、
どんな問題にしようかと考えながら読むようになるので、情報が整理されやすいからです。
テキストを読んで問題を作る→解く→答え合わせをする→間違えたところを復習する…
この一連のサイクルを繰り返すことで、インプット(読む)と
アウトプット(問題を作る、思い出す、書く)が
ちょうどよいバランスでおこなえるのです。
集中していなくても学校や予備校の席に座ってるだけで
勉強した気になってしまう時があるかもしれません。
そんな時は
覚えたい箇所をクイズにしてノートを取ってみてください。
ノートを見返す時にアクティブリコール勉強法が発動します。
授業や教科書を読むと言う一見受身の勉強に見える勉強をしながら
実は能動的に記憶しているそんな状態を目指しましょう。
イメージはPRIDE16で一見不利な体勢に見えながら下から三角締めを狙って攻勢に出ている
柔術マジシャン「アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ」です!!
鳥肌立った!ぜーんぶ鳥肌たってる!今!!(解説:高田延彦)
解説:高田延彦
総合格闘技イベントPRIDEのTV中継ではよく解説を高田延彦さんが担当していました。
ニコニコ動画では「脳みそ筋肉」とタグ付けされていた
解説でしたが筆者は高田さんの解説大好きでした。
「鳥肌立った!ぶち壊したね!木っ端微塵にぶち壊したね!鳥肌立った!!」
「す〜んごい緊張感でしたね!鳥肌が止まりませんよ!!」
「三宅さん、鳥肌立ちましたよ!!」
だいたい鳥肌立ってます。
What is Active Recall!?
- アクティブリコールとは、自分の記憶を刺激して、積極的に脳から情報を引き出そうとするテクニック。
- 実践すると脳の記憶が強化され、覚えた内容をすぐに忘れてしまう可能性が軽減する。
- 気持ちだけ勉強した気になってしまう状態を防げる。
- アウトプット学習をすると記憶しながら理解しているかの確認ができる。
- 問題を解くには複数の知識を横断的に活用する必要があるため一度学んだ知識を別の切り口で学び直すことが出来る。
- アクティブリコール勉強法では思い出しながら繰り返し解くことが基本。
- 1ページ読むごとに目を閉じて勉強した内容を思い出す。
- テキストを読む時に問題を作るという目的意識を持つとどこが重要で、どんな問題にしようかと考えながら読むようになるので情報が整理されやすい。
- テキストのページごと、章ごとなど区切りをつけながら問題を作ると良い。
- テキストを読みながら、重要な点を瞬時に判断する能力が格段と上がる。
- 考えても思い出せない場合はテキストを確認する。
- 全部解き終えたら答え合わせをし、間違えたところをテキストでさらに重点的に確認する。
- どのような問題が試験に出るのかを予想することが上手になる。
- 覚えたい箇所をノートに取る時はクイズ形式にしてみる。
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