〜前回までのあらすじ〜
アイドルはその男を慕ってくれていました。
自分を飾らずにすべてを無邪気に話してくれています。
落ち込むその男に手を差し伸べてくれたのも彼女でした。
きっと彼にとって彼女は掛け替えのない存在。
しかしその男は今、自分が何をすべきかがわかりません。
「オレ、ポンちゃんが好きなんだ。」
正直でありたい。
そう思うその男が発した言葉は
2人の会話を止めました。
もう自分がポンちゃんとこれから上手くいく
可能性は限りなくゼロに近い。
ならば…
そう考えれば考えるほど
その男の行動は自分にも説明できないものなのでした。
その男は受験も就職も併願が苦手な人間でした。
しかし相手が個人の場合、状況は大きく変わります。
執着は昭和では美談。
平成以降はストーカー。
かつて、その男は渡部篤郎に似てると
言われる時期が
ありましたがその頃、
渡部篤郎はドラマでストーカー役を
熱演していました。
(え!?メタファー(隠喩)!?)
思えば
その男はそれから
必要以上に女子に対して
距離を取るように
なっていったのかもしれません。
アイドル
「ガクさん、ポンちゃんと付き合えると思います…。」
しばしの沈黙のあと、アイドルは無理矢理、
心を落ち着かせたような声色で
話し始めました。
電話をかけてきた時の明るさは
もうそこにはありません。
その男
「え!?」
相変わらずその男は女子との
まったく距離感を掴めないのでした。
つづく
ストーカー
日本でストーカーと言う言葉が認知され始めた頃、
同時期に
ストーカーを題材にしたドラマが週に2本放送されていた
時期があった。
ちなみにその男は両方とも毎週欠かさず見ていたと言う。
【詳細データ】
ストーカー 逃げきれぬ愛
出演 高岡早紀(主演)
渡部篤郎(ストーカー)
1997年1月6日 日テレ 月曜22:00〜
ストーカー・誘う女
出演 陣内孝則 (主演)
雛形あきこ(ストーカー)
1997年1月9日 TBS 木曜22:00〜
本日もご愛読いただき誠にありがとうございました!!
さて次回の学生気分のブログ物語は…
幸福追求道2
芸術至上主義
第100回
独白
お楽しみに!!
次回更新日 2026年7月11日(土) 予定です。


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