〜前回までのあらすじ〜
ポンちゃんに会うため、
意を決して違う演劇クラスの飲み会に参加するその男。
しかし、以前同じクラスで今は違うクラスになった
東大の大学院でも教鞭をとる
タクさんの話は専門的過ぎて
理解するのはたやすくなく
その男はむなしく相槌をうつだけでした。
ああ、今日もポンちゃんとの距離は縮まらない。
そう思いかけたその男に
同じく別クラスのヤクちゃんが声を掛けます。
ヤクちゃん
「この後、TERUさん家で飲み直すみたいなんですけど一緒に行きませんか?」
その男は最期の戦場へと向かいます。
最初から二次会で行こうと思っていたのか
TERUさんの家は飲んでいた居酒屋からほど近いながら
閑静な住宅街にありました。
ポンちゃん
「わぁ!すっごいおしゃれ〜」
TERUさんは着る服もオシャレですが
住んでいる部屋も
ロフト付きで
部屋の間取りがよく実際より広く感じられるオシャレな部屋でした。
その男
(こう言うのがモテるんだろうな)
TERUさんと自分との距離を感じる実家住まいのその男。
家の構成員は定年した父と専業主婦の母。
女子を家に呼ぶにはハードルが高過ぎます。
部屋も汚いです。
↑
掃除しろ。
TERUさんはいつのまにかキッチンに消え、
ささっとつまみを作って帰って来ます。
TERUさんはバイトで厨房を長らくやっていたらしく
料理の腕前も相当なもの。
チーズはその場でバーナーで炙り
軽く焦げ目をつけてとろとろ。
その男
(いかにも女子ウケしそうだな)
よく結婚式のスピーチで語られる
結婚生活がうまくいく3つの袋に
確か胃袋もありましたが
その男は現状、お袋ぐらいしか
持ち合わせがありません。
※平均寿命を超えた高齢の父親付き(激レア)。
ポンちゃん
「わぁ!これ、すっごい美味しい〜」
案の定、明らかに目がキラキラになっているポンちゃん。
その男は焦燥感を一層、募らせていきます。
つづく
3つの袋
よく結婚式のスピーチで語られる
結婚生活がうまくいく為につかむべき袋として
紹介される3つの袋。
堪忍袋、給料袋、胃袋、お袋…
と話し手によってその都度、その袋は変わっていくようだ。
ちなみに下ネタ好きの話し手の場合、ここに金玉袋も入る。
本日もご愛読いただき誠にありがとうございました!!
さて次回の学生気分のブログ物語は…
幸福追求道2
芸術至上主義
第78回
演劇人はなぜモテる!?
理論と実践
お楽しみに!!
次回更新日 2026年4月25日(土) 予定です。


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