〜前回までのあらすじ〜
度重なる自分会議の後、
自分が作った楽曲を『傍ら』と名付けたその男。
グループLINEにコード進行と
デモ音源を添付してバンドメンバーに送ります。
今の自分の気持ちは本物なのか?
ポンちゃんとの日々が思い出されます。
友人
「あの三連(符)の曲いいね!」
その男
「ありがとう!」
その男
(あの曲、三連符の曲だったのか…)
その男は音楽の事がよくわからないで曲を書くので
自分の曲が音楽的にどんな曲になっているのか
が実はわかっていませんでした。
もちろんデモテープも勢いで作ってるので
テンポも早くなったり遅くなったり。。。
そんなわけでその男は気持ちだけ伝わればと
毎回、自作曲を送るわけですが
ぶっちゃけ、どんなに思い入れがあっても
バンドでウケが悪い曲はボツになって
ライブで演奏する事はできません。
しかし、ぶっちゃけ
ポンちゃんだけじゃなく
バンドメンバーからも
未読スルーを喰らったら
さすがにその男も今度こそ凹みます。
(シュポッ)
そんなその男の不安をよそにデモ音源を送ってしばらくすると
続々と
バンドメンバーから返信がきました。
その男
「あ、ありがとうございます!」
どうやらバンドメンバーからの評価は上々のようで
返信の中には
ギターソロを入れたいので
最後のフレーズを2回繰り返したいとの
建設的な意見から
実際にその男が送った音源に
仮でドラム、ベースなどを
打ち込みで入れたミックス音源まで
数多くの熱いリアクションが
返ってきました。
その男
(ありがとうございます…)
バンドメンバーが作ってくれた音源は
その男が送ったデモ音源のテンポを無理矢理合わせて
MIXして作成したので
突然、その男の歌声がプライバシーに配慮されたかのように
野太い声になっていたりしていましたが
練習用にはもってこいのゴキゲンな練習音源(通称:犯罪者MIX)でした。
その男
(みんな…)
「次のスタジオはいつにする?」
バンドメンバーはその男の曲に興味を持ってくれたのか
早々にスタジオで曲を合わせたいと言い始めました。
いよいよ、その男の数ヶ月に渡る想いが
実際に動き出すのです。
(ポンちゃん…)
その男は感慨深気にLINEのアプリを開きました。
しかし、ポンちゃんとのトーク画面は
変わらず既読のまま。
その男はしばらくその画面を見つめてから
アプリを閉じてギターを手に持ち
スタジオに向けて『傍ら』を
弾き始めるのでした。
つづく
本日もご愛読いただき誠にありがとうございました!!
さて次回の学生気分のブログ物語は…
幸福追求道2
芸術至上主義
第107回
俺はパンクだ
お楽しみに!!
次回更新日 2026年8月5日(水) 予定です。



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