就業時間は仕事が終わるまで！！
一見、ブラックな感じですが現在、コロナ禍特別シフトで次の日は
“明け”と言う扱いで自宅待機になるし
例え終電逃してたとしてもタクシーで帰って良いと言うのがぼく学生気分の職場です。
（同じ班の先輩も一緒の方面で相乗りが出来るのでタクシーで帰る特例が許されてます。）
※家が遠い他の同僚はタクシー不可ですが宿泊代支給
「あ！タクシーだ！あれに乗りましょう！！」
「いや、どうせ乗るならクラウンでしょ」
先輩は異様に車種にこだわります。
「あ！あれ、どうですか？！」
「ダメだよ、あんなチョロQみたいなのは」
その日は三鷹までしか電車がなく三鷹からタクシーに乗る事になったのですが
先輩好みのタクシーがなかなか現れませんでした。
「ガンガン金持ってやっぱ邸宅住まないと。キャデラック、ベンツ乗り回さないと。
それ、そこまでやったらそりゃカッコいいですよ。」
（矢沢永吉ドキュメンタリー映画『RUN&RUN』 より）
深夜1:30
若き日の永ちゃんの言葉が脳裏によぎります。
オレも10m先のタバコ屋にキャデラックで行ってハイライトをピュッと買えるぐらいになりたいな。
「腹減ったからめしでも食おうか」
「はい」
そんな事を考えながら今日も先輩に“ごち“になります。
「確か、松屋がカルビ定食値引きしてたから松屋に行こう」
「はい」
松屋の前に着きます。
「あ！割引、明日からか！！」
「あ！マジですかー」
落胆の色を隠せない時、煌々と輝くラーメン屋の看板を前方に見つけます。
「え？！まだラーメン屋やってんの？」
「2：30までやってるみたいですよ！」
すかさずネットで調べた情報を諸葛亮孔明のように進言します。
泣いて松屋を斬る…！！
別に松屋が山の頂に陣を敷いた訳でも
軍律を犯した訳ではありません。
しかし、今日は家系ラーメン屋さん『せい家』にお邪魔します。
ちなみに松屋 三鷹南口店は普通に山の頂上ではなく1階にあります
（そりゃそうだ）
ラーメン屋店員「いらっしゃいませー」
深夜にその扉は開かれた！！
泣いて松屋を斬る
これは三国志ファンの方なら気づかれてしまったかも知れませんが
『泣いて馬謖を斬る』のオマージュです。
泣いて馬謖を斬る
三国時代の227年、蜀の劉備亡き後、後事を託された諸葛孔明は、
宿敵・魏の討伐のため北征を開始。
その際、要地である街亭の地の守備隊長を誰にしようかと考えていると、
若い参謀の馬謖が自ら名乗り出る。
孔明は「陣は山の麓に敷き魏が進めないように守り一辺倒に徹し
敵の挑発には決して乗ってはならない」と厳命して、馬謖を起用。
しかし馬謖は、功にはやり、孔明からの指示を無視して軍を進め、
山の上に陣を構えてしまい魏軍に山を包囲し水の補給路を絶たれて大敗。
命令違反は軍規では死刑。
馬謖は孔明がその才能に将来性を期待して目をかけていた有能な士なので
側近からは罪を減じるようにすべきとの声があがります。
しかし、孔明は軍律の公正化の為に泣きながら愛弟子である馬謖を斬るよう命じます。
ちなみに馬謖は智謀に優れており、机上で作戦を立てさせると、
優れた案を出すことができたが馬謖は実戦の経験は乏しく
劉備からは「馬謖は言葉が実質に先行する（口は達者だが実践する力は乏しい）」
と評されていました。
AVばっかり観ていた青春時代を過ごしてきた学生気分は他人の気がしません。
本日もご愛読いただき誠にありがとうございました！！
さて次回の学生気分のブログ物語は…
恋とお酒とラーメンと… 第11回
俺達のWBC 深夜でも頼める「替玉」
せい家 三鷹店【三鷹】
ご期待ください！！
次回更新日 2023年6月7日(水) 予定です。
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