〜前回までのあらすじ〜
いつものように朝までゲイバーで飲んだ帰り道。
その男は吉祥寺駅に向かわずポンちゃんと一緒に
駐輪場へ行きます。
井の頭通りを進む2人。
自転車を置いて歩いて帰るポンちゃん。
そして、その横を歩くその男。
「オレ、ポンちゃんが好きなんだ….」
その男がポツリと呟いた一言で
2人の距離は変わってしまうのだろうか。
「そうなんだ」
その男が意を決して口にした言葉とは裏腹に
ポンちゃんはさらりとそう返すと
その男の手をぎゅっと握ります。
(え!?)
その男の身体にまたあの時の電流が走ります。
(あ…!!)
そしてその電流はその男の身体を再び熱くさせるのでした。
ゲイバーでポンちゃんが酔い潰れた時にも起きたあの電流。
その男は思わず前屈みになります。
その男
「ポンちゃんって付き合ってる人とかいるの…」
普段は起こりえない身体の変化に驚きつつ
努めて冷静になろうとするその男、
必死に念仏を唱えます。
シルエット的には完全に急傾斜面を滑り降りるスキージャンプ選手です。

※画像はイメージです。
ポンちゃん
「いない」
ポンちゃんは素っ気なくそう答えました。
ポンちゃん
「今はカレシとかいらないんだ。」
大学1年のポンちゃんはサークルとかバイトとか
やる事がたくさんあるみたいです。
恐らくその男が
エンディングノート(終活ノート)に書いている
やりたい事とはまったく違います。
↑
当たり前だ
その男
「一カ月だけお試しで…」
その男は無料トライアル期間付きで提案してみます。
どうやら最近、サブスクをようやく理解したようです。
ポンちゃん
「えぇ〜。アイドルは?アイドルかわいいじゃん。」
ポンちゃんは親友のアイドルがその男に好意を持っていることを
知っています。
その男
「いや、ポンちゃんもかわいいよ!」
ポンちゃんにしてみれば友達の好きな人から
告白されているわけなので
きっとおいそれとは返事できるわけはありません。
その男
「じゃあ少し考えてみてよ」
付き合ってくれたら
その男はタオルと洗剤はおろか
巨人戦のチケットもきっとつけます。
そんな気概で臨んだその男ですが
結局、その日は吉祥寺駅から
吉祥寺に住むポンちゃんの家の近くまで
20分以上歩きましたが答えは出ませんでした。
(吉祥寺じゃねーじゃねぇか!!)
そんな気持ちが芽生えましたが
好かれたい一心でそこは何もツッコミません。
ポンちゃん
「じゃあ、また来週ね」
その男
「うん!またLINEする!!」
その男はポンちゃんとポンちゃんの地元の駅で解散しましたが
しばらく1人で立ち尽くしました。
色々な意味で
↑
やかましい
つづく
本日もご愛読いただき誠にありがとうございました!!
さて次回の学生気分のブログ物語は…
幸福追求道2
芸術至上主義
第53回
シン・ゲイバー
新たなるアシスト!!
お楽しみに!!
次回更新日 2026年1月28日(水) 予定です。


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