「ぼくと一緒にRRRを観に行ってください!』
もし、このセリフを「俺と一緒のお墓に入ってください」的なテンションで言ってたら
立ち直れないぐらいフラれました。
しかし、ついになんとか『RRR』を一緒に観てくれる友人を得たのです!
ちなみに昭和時代の定番プロポーズであった「毎朝みそ汁を作ってください」は
令和時代には女子から
「お前は何をするんだ?」
「なぜ私だけ?」
とめちゃめちゃ反感を買うとの事。
マンガ『めぞん一刻』の五代くんも今ならどうやら
女性支援団体からクレームの嵐のようです。
(さぁ、何処でRRRを観るか?)
「立川は気になる」
一緒に行く友人(昔のバイト先の先輩)は上映館を
飲み屋が充実している街で決めているフシがあります。
「立川良いですよね!」
すかさず返信。
コロナ禍前、まだバンド活動も活発にしていた頃、
よくバンド練習後によく飲みに行っていましたが意外に名店が多いのが立川なのです。
そして立川シネマシティの『RRR』の本気度!
「ここはインドの観光地か!!」とツッコみたくなるほどのパネル。
酒ありきで決めた立川でしたが立川シネマシティの『RRR』への熱量に圧倒されます。
劇場サイズも2月に入ってさらにアップしたらしいですがもちろん席もほとんど空いていません。
そして巨大スクリーンでは虎や鹿などが勢いよく解き放たれて
野生動物大暴れ。
うーん!すごい!凄すぎる!!
そして圧巻のダンス!!
しかも無理矢理ダンスが挿入されてるわけではなく
ちゃんとストーリー上に必要な所で入るので気持ちにスッと入ってきます。
そしてその完成度の高いダンスが披露された後の爽快感たるや!!
迫害されてる者が魅せる一瞬の輝きに一気に溜飲が下がります。
3時間と言う長い映画なのですがホントに見せ場が多くこれでもかと
雪崩のように名シーンが続きます。
(おぉぉぉぉっ!!)
そして興奮も最高潮に達した頃、画面にどどーんと『interval』の文字。
(ん?!なんだ?)
放送が入りこれから20分の休憩に入ると言います。
(あっ!これ、すごいちょうどいいタイミング!!)
いくら面白いとは言え3時間の長丁場。
本国インドでは間に休憩を15分入れるのですが
日本では休憩なしで上映されていた『RRR』。
しかし立川シネマシティは正しくインドスタイルの途中休憩アリなのです!!
てか、まさかのインド越えの20分休憩!!
(なんて観やすいんだ!!)
ちなみに休憩の間は各々トイレに行くなりしてみんなそれぞれ過ごしていましたが
僕たちはその間で買ったパンフレットを開き
前半にグッときた役者さんのプロフィールを見たり人物相関図を見て
話を整理したりして語ります。
この休憩時間が作品を改めて整理して向き合える時間となりサイコーの時間でした。
友達と映画を観る醍醐味ってのは観賞後に感想を語り合う時間がある事だと思うのですが
そんな至福の時間が単純に数えても二度もあるのです。
もちろん休憩明けはまた集中して観れます。
「これは続編あるね」
観賞後、友人はもう続編を観たくなっています。
ぶっちゃけエンドロールも普通に面白くて誰も席を立つ事が出来ませんでした。
インドに行って人生観が変わる人が多いと聞きますが
インド映画もこれまたすごい!!
『RRR』を観るなら絶対立川シネマシティがオススメです!!
「休憩あるのは立川とインドだけ!!」
「休憩あるのは立川とインドだけ!!」
『RRR』観賞後、訪れたキャバクラのお姉ちゃんの一言。
言葉の響きがグッときたのでこの場を借りて引用。
映画館だけでなく立ち寄ったキャバクラでも『RRR』ブーム
が巻き起こっていた立川。
パンフレットをお店で開くとビーム派かラーマ派(RRRの2人の主人公)
なのかとの話でお姉ちゃんと大いに盛り上がった。
ちなみに立川の他にも最近、何件か途中休憩を導入する
映画館も増えてきたと聞くが東京では現状、
立川シネマシティのみのようである。
もちろんこの日滞在したキャバクラは延長した事は言うまでもない。
本日もご愛読いただき誠にありがとうございました!!
さて次回の学生気分のブログ物語は…
恋とお酒とラーメンと… 第7回
コロナ禍で激変した仕事帰り
置き引き被害とラーメン屋
町田商店 【東北地方~中国地方】
次回更新日 2023年4月19日(水) 予定です。
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