〜前回までのあらすじ〜
対バンのPK shampooの活躍によりさらに盛り上がるライブ会場。
やはり俺たちの青春パンクはまちがってない!!
つい数分前、自らがステージに上がり楽器のセッティングを自らしていたガガガSP。
そしてもちろん本日、既にガガガSPを見ているオーディエンスの面々。
しかし、舞台袖からガガガSPが登場すると
今日初めて見たかのように
歓声をあげて大いに盛り上がります。
やはり俺たちガガガファンに悪い人はいない!!
ガガガSPオリジナルのイケ面殺しTシャツは着ていますが
ファン達の心はみんなイケメン(な気がする)。
当時、友人のサーファーは彼女に「こんなの聴いてるとあんたモテなくなるよ」と言われてましたが
ガガガを聴いているとそんな事どうでも良い感じがします。
そう言えばオナニーマシーンのイノマーさんは
「オイラはこのやり方でモテたいんだよ!」
とライブで毎回、オナニーオナニー言って全裸になってました。
やはり俺たちの性春パンクはまちがってない!!(たぶん)
この日の一曲目は『心のページ』。
ガガガ文庫さんとのコラボで最近作られた曲です。
ガガガも僕もかなり年をとったけど青春パンクはまだまだぼくの心をまどわせます。
そんな新しい曲なのにどこか懐かしい新曲を聴いていると続く
2曲目に『日暮らし』が始まります。
♫金がなくて、フラフラしてても、
ずっとそこに居ればそれでいいんじゃないか
多分、幻想だろうけど、ずっとこのままここでやれると思う
ライブハウス全員大合唱。
あれよあれよとそのうねりに身を任せていると
いつのまにやらうっかり前から5列目まで進出してしまいます。
(マズイ!今日は着替え持ってきてないぞ!!)
熱気ムンムンのライブハウス。
ガガガSPのライブがついに始まったのです!
つづく…
イノマー
1966年11月27日生まれ。
性春パンクバンド『オナニーマシーン』のボーカル&ベース担当。
大学卒業後、オリコンに入社し
『オリコン・ウィーク The Ichiban』の編集長に就任。
ガガガSPやサンボマスター、氣志團、峯田和伸などを見出す。
また、江頭2:50をブレイク前から評価して連載コラムを任せたりもしていた。
趣味はAV鑑賞とオナニー。
2000年代前半、“青春パンクブーム”と呼ばれるムーブメントに
すでにいい歳こいてたが図々しくいっちょ噛みして人気者になる。
別名、童貞のカリスマ
2018年7月21日に
口腔底癌で余命3年と宣告されたことを公表。
※0721(オナニーの日)
2019年10月22日、癌の進行がステージ4と宣告後初となるライブを
豊洲PITで行い舌を全切除された状態でステージに上がり声にならない声で
アンコールまで歌いきった。
(オナニーマシーン結成20周年記念『ティッシュタイム・フェスティバル~大感謝祭~』)
2019年12月19日、都内の病院で身内に看取られ永眠。
奇しくも時間は2:50。
本名は猪股 昌也(いのまた まさや)。
戒名は「性春昌幸信士」(せいしゅんしょうこうしんじ)。
ライブでは全裸になって演奏し観客の所に突っ込んだり、
オナニーで使ったティッシュなどをばら撒いたりして
数々のライブハウスから出禁を喰らっていた。
また、その壮絶ながん闘病と最期までステージに立ち続けた姿を追った
テレビ東京系「家、ついて行ってイイですか?」は
「2021年1月度ギャラクシー賞月間賞」を受賞。
目立ちたがり屋なのに照れ屋でシャイな人だった。
本日もご愛読いただき誠にありがとうございました!!
さて次回の学生気分のブログ物語は…
日本最古の青春パンク!ガガガSPライブ録⑨
うねるライブハウス!
握られる拳!!
青春街道一直線
恋とお酒とラーメンと… 第59回
ご期待ください!!
次回更新日 2024年5月29日(水) 予定です。
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