入口で西武のユニフォーム(無地)を貰って球場に入ると
今日、無料で配布したユニフォームじゃないユニフォームを着ている
ガチ西武ファンの皆様がもうスタンバイをしています。
「オレらとは違って背中に背番号入ってるね」
「本当だ!背番号5めっちゃいるけど誰?」
「辻?」
WBCには熱狂したとは言え友人のサーファー(趣味サーフィンの昔の会社の同僚)も
学生気分も野球からずっと離れていたおじさん。
なんなら子供の時に見た西武の背番号18は松坂大輔じゃなくて郭泰源です。
「お金払えば背番号と名前入れてくれる所あるみたいだよ」
「えっ!それじゃあ背番号3310で渡辺美里にしようぜ!」
「古いよ!!」
おじさん2人でわちゃわちゃやってますが渡辺美里が毎年夏に西武球場で
やっていた恒例のライブが開始したのは1986年。
まだ大谷翔平は生まれてもいません。(1994年生まれ)
ちなみに1990年〜2005年はライブの観客輸送を兼ねた
臨時特別列車・「MISATO TRAIN」が西武池袋沿線を1日限定で走行していました。
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画像はバッファローマンとモンゴルマンのロングホーントレイン(画像はイメージです)
「それじゃあ、試合開始前にとりあえず飲むか!」
普段はひたすらビールを飲み続けるビール党のおじさんですが
生ビール1杯900円の東京ドーム価格に思わず腰が引けます。
(入場前にコンビニで500ml缶を飲んでおいて本当によかった….)
ここで待ち合わせ場所で顔をあわせただけで乾杯した奇行にも意味が出てきます。
※野球ではこう言った何気ないワンプレーが大きい。(←うるせー)
(ラ…ライオンズサワー!!)
「安い!」
「これにしようぜ!」
西武ユニフォーム(無料配布)に身を包んでいるからか完全に
“にわかライオンズファン”になっているおじさん2人。
生ビールと実は50円しか変わらないのに
完全に数字のトリックにやられて売店に急ぎます。
「ライオンズサワーにライオンズヘルメットカップチキンナゲットください!!」
「すいません。チキンナゲット売り切れで…」
「え!」
ホームランが出たら兜を被る大谷翔平よろしく
ワンチャン、チキンナゲットを食べた後に西武ヘルメットを被ろうかと思ってたのですが
ヘルメットカップチキンナゲットは1つ前のお客さんで売り切れになっています。
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実際は小顔で有名な齋藤飛鳥でも無理ゲーなサイズだったヘルメットチキン
🎵アアア ライオンズ!ライオンズ!ラーイオーンズ!!
チキンナゲットが買えなかった事もすぐに忘れ、ライオンズサワーを飲んでいると松崎しげるが歌う
『地平を駆ける獅子を見た』が東京ドームに鳴り響き完全にトランス状態に入るおじさん2人。
「ライオンズサワー、めちゃくちゃ飲みやすくてうまいじゃん!」
「頑張れ!松井稼頭央-!!」
にわかで選手はあまり知らないのでとりあえず監督を応援します。
さぁ、まもなくプレイボールです!!
辻?
1980〜1990年代の西武黄金期を支えた名二塁手である辻発彦選手の事。
1987年の巨人との日本シリーズでは秋山幸二のセンター前ヒットで一塁から一気にホームインする神がかり的な走塁をした事で有名。
なお、同日本シリーズでは優勝目前の9回表二死の場面でタイムをかけ号泣する清原和博を慰めている。
ちなみに現在の西武の背番号5は外崎修汰選手。
本日もご愛読いただき誠にありがとうございました !!
さて次回の学生気分のブログ物語は…
西武VSソフトバンク③
スタメン発表!炎上不可避かミーハーおじさん!?
進撃の郷ひろみ
恋とお酒とラーメンと…第19回
ご期待ください!!
次回更新日 2023年8月16日(水) 予定です。
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