東大生100人に聞きました。勉強する時に使うのはどれ?
71人/100人 ボールペン
選ばれたのはボールペンでした。
さぁ、次はあなたがお試しください…
さて、10年以上前の綾鷹のCM風
にお送り致しましたが
現役の学生のみなさんにどこまで伝わりましたでしょうか?
どうも昭和の大谷翔平、学生気分です。
いい意味でね。(いい意味でと言えば許されると思っている)
しかし、学校ではシャーペン、鉛筆を使って勉強を始めた人が大半だと思われるなか、
冒頭の東大生を対象とした筆記用具に関するアンケートの結果はかなり
意外だったのではないでしょうか。
ボールペンは一度間違って書いたら消えないじゃないか!!との反論も聞こえてきそうです。
しかし短所は長所の裏返しで強みでもあるのです。
最近では消せるボールペン『フリクション』も発売されましたが、
多くのボールペンは消せないと言う特徴を持っています。
しかし私は敢えてこう言いたい。
この「消せなく」なる能力
解除なんかとんでもない!!!
これがいいんだよ!
君がやってくれたこの能力が
「いい」んじゃあないかッ!
うっかり首筋に星型の痣が出て来てしまいそうですがこの消せないという短所は
自分が何処で間違える傾向にあるのかが後から見てすぐにわかると言う長所になるのです。
もっと言えば間違えたと言うショックが後から見ても甦るので
エピソード記憶になり記憶に強く残ります。
(エピソード記憶については最強の勉強方法を求めて第27回)
そして間違えて書いても消しゴムに持ち換える事なく
素早く斜線や二重線で消せる事も長所です。
消しゴムのように跡形もなく消せなくても射線や二重線を引けば後からみて十分に
正しいものと間違えてるものを区別できます。
消しゴムのカスが出ないので片付けの手間が省けるのも長所と言えるでしょう。
またボールペンは書くスピードの早さだけでなく
手や指への負担も少ないのも特徴です。
シャーペンや鉛筆は、芯を紙にこすりつけて色をつける仕組みのため抵抗や負荷が指に掛かります。
一方、ボールペンは、ペン先のボールが回りながらインクを出して色をつけるので
ボールが紙の上を回転するが如く
抵抗も少なく腕への負荷も少ないのです。
また、鉛筆やシャーペンの芯のように途中で折れる心配もありませんし、
鉛筆やシャーペンに比べくっきりした文字も記憶にも残りやすい
と言えるでしょう。
一度してしまった事実はどうやっても消す事が出来ないのが人生。
「人生そのものはリセットできない」という覚悟をボールペンを使用する事で強く持ち
一挙手一投足をもっと大事に毎日を一生懸命送る事ができるようになれるかもしれません。
土曜スペシャル 学生気分探検隊シリーズ
筆箱奥地に生息する謎の筆記具ボールペンを追え!!
ボールペンは日本を代表する俳優藤岡弘、さん曰く非常事態には
武器としても使えます。
相手が拳銃を突きつけ引き金を引くまでの間に藤岡さんは
背広のポケットから万年筆を取り出し親指でキャップを外しながら
相手に向かって投げつけます。
つまり藤岡さんは相手が拳銃で撃つよりも早く、
相手の喉笛にボールペンを突き立てることができるのです。
(アスペクト刊 藤岡弘、著『サムライ学』より)
なお藤岡さん曰く、「ちゃんとペンとして書けますよ」との事。
また食事中に襲われた場合は一本の割箸で相手の攻撃を受けて
もう一本の割箸で相手を突く事もできます。
(2009年11月29日放送 ダウンタウンのガキの使いやあらへんで『第1回 ガキの使いやあらへんで!! チキチキ 藤岡先生とサバイバル~!!』より)
学生気分の奇妙な冒険 Parte 5(Part 5) ボールペンの風
- 先が丸くてインクのすべりがよいので、書いていても疲れにくいので長時間勉強するのに向いている。
- 自分が何処で間違えるというのが後から見てもわかる。
- 間違いを残しておくことで、あとから弱点の発見・見直しができる。
- 東大生100人にとったアンケートで、7割がボールペン派。
- 書いた文字がはっきり見やすい。
- こすれて見えなくなる心配がない
- くっきりした文字で書けるので記憶にも残りやすい。
- 大事なところや目立たせたいところを色分けできる。
- インクの減り具合や使用済みの本数で、自分の頑張りが視覚化する。
- 使ったボールペンの数が自信に繋がって達成感を得られやすい。
- 鉛筆やシャーペンの芯のように折れる心配がない。
- 但しテストのときはシャーペンや鉛筆を使わざるをえないので問題演習はシャーペンや鉛筆を使いわけて慣れておく。
- 折れることも削る必要もないので集中できる。
- 間違った所を横線で消しても自分がどのように間違ったのかが残る。
- 間違えたと言うショックがエピソード記憶になる。
- 消しゴムのカスが出ないので片付けの手間が省ける。
- 途中式なども消さずに残るのでどこを間違えたか後で見直しできる。
- 思考の後を残す。これもエピソード記憶のうち!!
- 消しゴムに持ち替える手間が省け、集中力を保ったまま勉強できる。
- 間違えた部分が残るので苦手な分野を把握しやすくなる。
- 自分のミスの傾向に気がつきやすく対策が練りやすくなる。
- あまり手に力を入れなくても文字を書くことができるため、手への負担が少ない。
- 書き終わる時間が早い。
- 消しゴムを使わなくなるので、その分の手間が減る。
- インクなので字が濃くてノートに書いたときにとても見やすい。
- 使い終わった芯が少しずつ増えていくことで、勉強に対するモチベーション維持につながる。
本日もご愛読いただき誠にありがとうございました!!
さて次回の学生気分のブログ物語は…
勉強の質を一気に爆上げするアクティブリコール勉強法とは!?
解説:高田延彦
最強の勉強方法を求めて 第41回
ご期待ください!!
次回更新日 2023年12月23日(土) 予定です。
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