〜前回までのあらすじ〜
孤独により上昇する死亡リスク。
そしてそれとは反比例するが如く
年々、老化してモテなくなるジレンマ。
1日でも早く行動を起こそうとするその男は
ネットで高額の恋愛系情報商材を購入して
「マッチングアプリ」を始める事にしました。
さぁ登録だ!
マッチングアプリにも色々あるようですが
情報商材でオススメする老舗のpairsを選択するその男。
逸る(はやる)気持ちを抑えつつ
スマホをタップしますが
どうやら
登録にはFacebookのアカウントが必須なようで
Facebook上の友達も10人以上いなければ登録もできないとの事。
※2017年11月以降、pairsはFacebookなしでも登録可能になった。
この物語はマッチングアプリ黎明期の物語としてお読みください。
友人
「なんでいきなり(Facebookを)始めたの?」
急にFacebookを始めたその男の不審な動きに
容赦なくツッコむ友人。
その男
「人に勧められて、なんとなく….」
案の定、しどろもどろになるその男。
勧められたのは嘘ではありませんが
勧めたのは
会った事もない情報商材を書いた人です。
「今更ながらFacebookはじめました….」
情報商材曰く友達が少ない弱小アカウントでは
女子に不審がられるとの事なので
友達数10人をクリア後も
片っ端から友人、知人に友だち申請を送りつけ
なんとか100人近い友達を獲得する事に成功するその男。
「いつのだよ(笑)」
「違う人かと思ったよ」
「ガクセイわかっ(笑)」
しかし若い女子にモテようとアイコンの写真を
19歳の時の写真に設定するとさっそく大炎上。
ここに来て増やしすぎた友人が完全に裏目に出ます。
「すぐに変えます」
結局、その男のFacebook上でのコメント初投稿は
謝罪文になりました。
早くも立ち込める暗雲。
老いてなお、幸せを追求する
その男のあしたはどっちだ!!
つづく
本日もご愛読いただき誠にありがとうございました!!
さて次回の学生気分のブログ物語は…
幸福追求道2
芸術至上主義
第6回
聞け!おじさん!
これが世間の声だ!!
ご期待ください!!
次回更新日 2025年8月16日(土) 予定です。
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