〜前回までのあらすじ〜
情報商材の教えに従いマッチングアプリを開始したその男。
その甲斐があってか21歳のかわいらしい女の子と
マッチングします。
お酒を嗜めて釣りも好きと言う彼女(以下、釣りキチ)を喜ばす為
店内で釣りができる居酒屋を予約し準備は万端。
そして、ついにその日を迎えます。
釣りキチは千葉の奥の方に住んでいるらしく
東京の地理に疎い(うとい)と言っていたので
待ち合わせ場所は彼女が乗ってくる電車のホームにある
売店の前にしました。
♫21歳の彼女は今日も歌を歌ってる
It’s ・Only・ My ・Time
アゲハ
作詞・作曲・編曲: 斉藤和義
(2000年2月23日リリース)
デートが決まってからと言うものの
その男は斉藤和義の『アゲハ』を鼻歌でよく歌っていますが
これは明らかに浮かれ過ぎです。
斉藤和義
日本のシンガーソングライター。
『歩いて帰ろう』、『優しくなりたい』、『ずっと好きだった』、『歌うたいのバラッド』、
などヒット曲多数。
愛称は「せっちゃん」。
これは学生の頃、セックスしたいと言い続けていた為、
ついたあだ名だと言う。
釣りキチ
「もうすぐ着きます!」
マッチングアプリ内でのトークで
お互いのLINEを交換していたので
自分のケータイに直接メッセージが届きます。
連絡先など個人情報を教えてもらえると
その男は少し親密になれた気がします。
ただ、キャバ嬢のお姉さんとは連絡先を交換して
も営業メールしか来ないので、それは
その男の勘違いかもしれません。
「あ!!」
そうこうしているうちにホームに走り込んできた電車の中から
1人の女の子が笑顔でこちらに向かってきます。
その男
「釣りキチさんですか!?」
釣りキチ
「ガクセイさん?」
どうやら2人ともお互いを一発で認識できた様子。
若い女子のウケを狙って
19歳当時の写真をプロフィール写真にしなくて
本当によかったです。
「じゃ、じゃあ、行きましょうか…」
アプリで会った通りのかわいらしい女の子の登場に
その男は若干、テンパっています。
はたして『釣りキチ三平』や『釣りバカ日誌』で覚えた
にわか知識は
釣り女子である釣りキチに通用するのか!?
つづく
本日もご愛読いただき誠にありがとうございました!!
さて次回の学生気分のブログ物語は…
幸福追求道2
芸術至上主義
第13回
釣り上げろ恋心!!
短所を愛嬌にする方法
ご期待ください!!
次回更新日 2025年9月10日(水) 予定です。
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