〜前回までのあらすじ〜
インターネットポルノの中毒性の恐ろしさ、
勃起不全にもなりかねない危険な自慰行為、
ならばと完全禁欲すれば高まる不妊や前立腺がんのリスク。
そしてモノより経験に投資をすれば上がる幸福度と
誰かれ構わず手を出せば糾弾される貞操観念。
(やはりオレには風俗しかないのか?)
その男はポルノ依存の回避の為、生涯現役でいる為、
健康のため、幸福の為、
そして人として誠実である為に風俗に通う事を決意します。
リンちゃんに会う為に取った夏休み。
急遽、退店したと告げられキャンセルになった予約。
リンちゃんがいない夏休み。
しかし、その男は吉原に向かいます。
それが会社の同僚キタロウと約束なのだから…!!!
その日は、キタロウと会社の空き時間で見つけた女の子が
たまたま何人かお店に出勤していました。
店員さん
「いらっしゃいませ!!ご予約のお客様ですか?」
その男
「えっ!?いや、あの、ちょっ、ちょっと待ってください…」
女の子の名前がスムーズに出てこないその男。
スマホを見て女の子の名前を告げると待合室に通されます。
どうやらその男はこの1ヶ月、ホントにリンちゃんの事しか考えてこなかったようです。
何処か義務感のように店へ訪れたその男でしたが
指名した嬢は口コミによると概ね好評です。
「清楚、かわいい、美しい、パーフェクトボディ、性格がよい」の
「豚●ラーメン」全部乗せ美女です。
「ん?!豚…?!」
口コミの中の何気ない単語に少し不安がよぎります。
※画像はイメージです。
しかし、読みすすめていくと
口コミにもマメにお礼メッセージを返していたりしているので
決して悪い人ではなさそうです。
※画像はイメージです。
男性スタッフ
「それでは番号札5番のお客様!!」
その男
「はい!」
男性スタッフ
「お待たせ致しました!」
ここ2ヶ月毎日、日記を読んで密かに応援してきたあのリンちゃんは
カーテンの向こう側にはもういません。
スタッフさんからの禁止事項を真摯に聞くその男。
※画像はイメージです。
↑
当たり前だ
男性スタッフ
「それではお時間までごゆっくりどうぞ!!」
その日もカーテンはあの時と何も変わらずに開くのでした。
つづく
本日もご愛読いただき誠にありがとうございました!!
さて次回の学生気分のブログ物語は…
幸福追求道
『風の谷のガクセイ』
第30回
君は何ができる?
現実が目の前に迫る
自分ができる事とは。
ご期待ください!!
次回更新日 2025年1月15日(水) 予定です。
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