はしがき
人間の幸せなんてものは当の本人でもよくわからない。
本人が幸せだと感じられればそれが幸せな人生なのだろう。
しかし、その男は他者に認められる事こそが幸せだと定義していた。
優れた技術があったとしてもそれに誰も価値を見出されなければ
達成感もクソも何もないのではないか?
数多くの心理学の研究は
他人との比較ほど
幸福度を下げる要因はないと報告している。
その点においてこの男は
間違った方向に全速力で突っ走るトップランナーだった。
※画像はイメージです。
しかし、価値を提供できる人に
報酬は支払われるし人は集まってくる。
社会的動物である僕たちは山奥に1人で自給自足みたいな生活スタイルでなければ
他者と関わって生きていかざるを得ない。
ならば幸せになる為に自分の得意分野を見つけ、
その得意分野に磨きをかけ他者から評価されるまで
技術を高めたいとその男は考えたのである。
※画像は技術を語る佐山聡。(イメージです。)
(時間を確保せねば…。)
その男はもう中年であった。
三大欲求である食欲、性欲、睡眠欲。
これらは人間らしい生活には必須だが
過剰はいけない。
しかし削り過ぎは生命の危険もある。
最大限、
コントロールしやすいのは性欲一択
ではないだろうか?
その男はそう仮説を立てた。
性欲が満たされなくても死ぬことはないのでは?
どこまでできるかはわからないが
その男の挑戦は今、始まった。
♪人は誰でもしあわせさがす
旅人のようなもの
希望の星に めぐりあうまで
歩きつづけるだろう…
≪本日の挿入曲≫
銀河鉄道999 ささきいさお (作詞:橋本淳 作曲:平尾昌晃)
TVアニメ版の銀河鉄道999のオープニングテーマ曲。
登場人物やタイトルなどの用語が歌詞の中にない
当時としては珍しい曲。
ブログ主の友人である別注さんがカラオケで歌う楽曲としても有名である。
※画像は1990年から2000年まで週刊少年マガジンで連載されていた
加瀬あつし先生の『カメレオン』の中に掲載された
銀河鉄道999のパロディ部分。
このパロディは下ネタが中心であった為、
『銀河鉄道999』の作者の松本零士先生が激怒し
加瀬先生は松本宅に呼び出され夜通し説教。
翌週のマガジンにはお詫び文掲載。
単行本でもこの話は削除となった。
なお、今回のブログ記事が中途半端に少し真面目になっているのも
ブログ主がマジでビビっていたという説もある。
つづく…。
本日もご愛読いただき誠にありがとうございました!!
さて次回の学生気分のブログ物語は…
幸福追求道
『風の谷のガクセイ』
第2回
ハグの効能
孤独な中年にも分泌するのか?
幸せホルモン『オキシトシン』!!
次回更新日 2024年10月9日(水) 予定です。
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