〜前回までのあらすじ〜
久しぶりに開催された恩師、珈琲先生を囲むクラス会(通称:珈琲会)。
恩師の珈琲先生、幹事の大仏、紅一点の不思議、
小学校卒業以来の動物、そして生徒会長と
懐かしい顔ぶれが並びます。
生徒会長
「物ちゃん、ホント変わんないなぁ!!」
コロナ禍以降、久しぶりの再会とは言え
珈琲会は数年に一度は開催されていたので
小学校卒業以来、久々に会う動物は
メンバーにとって他のメンバーに会う事よりも
新鮮でした。
学生気分
「そうだよなぁ、物ちゃん。」
親しげにぶっ込んでみましたが
一度たりとも物ちゃんなどと
呼んだ事はない学生気分(著者)。
動物
「あぁ。」
これには動物もさすがに閉口したのか
そのリアクションは微妙です。
学生気分
「物っぁんと言えば定戦(じょうせん)だよね。」
さりげなく呼び方を変えつつ
小学校時代にイギリス帰りの動物が広めて6-2で当時、
一大ブームを巻き起こした遊びの話を振ります。
生徒会長
「懐かしい!!」
定戦とは定規をペンで弾いてお互いの定規を机から
落とす机上でやる相撲のような遊びで単純だけど意外と奥が深い遊びです。
と言うのもその勝敗は机から相手の定規を落とす
いわゆる立ち技的な要素だけでなく
相手の定規の上に自分の定規を乗っけて
3ターンで抜けられなければ負けと言う寝技的な要素もあり
机上の総合格闘技(MMA)とも呼べたからです。
動物
「あれ(定戦のルール)は結構良くできてるんだよね。」
動物も当時に想いを馳せます。
定戦をネットで検索してみると
その出自は、はっきりしませんが
ぼくらはイギリス帰りの動物が日本に逆輸入した遊びとしての認識が強く
まさに黒船、
格闘技で言えばグレイシー柔術のような衝撃でした。
※画像はグレイシートレイン
もちろん当時のぼくらの定規を買う基準は
使いやすさよりも
「強いか弱いか」。
20分休みには今まで算数や漫画を描く時ぐらいにしか使っていなかった
様々な定規が
定戦に続々と参入し最強を決める大会が行われます。
ちなみに隣のクラスでは生徒をぶん殴るためだけの巨大な定規を
教室に持ち込んだり帰りのホームルームで愛用のギターをかき鳴らし熱唱する
長渕剛みたいな先生もいました。
「日本やべぇ!!」
動物談
また、その後はプロゴルファー猿の『猿谷ゴルフ場』よろしく
机を魔改造したのか机に穴があったり、ガタついたりする机も登場。
やりづらいので不評だったりしました。
反則級にデカい定規を持ち出し
その強さから「曙」と恐れられた定規を駆使する者。
小ぶりな体ながら少し角度がある定規のヘリのような部分を巧みに
弾き回転して乗っかられても逆にひっくり返して上に乗る
「舞の海」(技のデパート)のようなトリッキーな定規も登場しました。
※ちなみに技のデパート モンゴル支店は旭鷲山。
(懐かしいなぁ)
定規で頭をぶっ叩かれすぎたのか
すべて良い思い出に変換されている昭和の日々。
「悪りぃ、悪りぃ。」
そんな思い出話をしていると突如
現れる幼なじみのカラテ。
※画像はイメージです。
開始から1時間ほど経過しているので
珈琲会メンバーは飲み放題終了後、
問答無用で二次会(2軒目)へと会場を移します。
珈琲会の夜はまだまだ始まったばかり!!
つづく…
本日もご愛読いただき誠にありがとうございました!!
さて次回の学生気分のブログ物語は…
同窓会⑯
飲み放題のその先へ…
炸裂する珈琲節
ご期待ください!!
次回更新日 2025年6月28日(土) 予定です。
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