〜前回までのあらすじ〜
ノイローゼになって入院してしまったおばちゃん先生の代わりが見つかるまで
6年2組を担当する教頭先生。
ふとしたきっかけで誕生したキラーフレーズ
『川とノリオ』を引っ提げて
華麗に授業を展開します。
翔べ!教頭!!
舞え!教頭!!
そして満を持して新しい担任の先生が着任しました。
教頭先生に紹介された新しい担任の先生、
それが珈琲先生でした。
珈琲先生は大学を卒業してからまだ間もなく
実際は担任ではなく講師と言う立場だったと言います。
珈琲先生
「だからホントはオレ、卒業証書をお前らに渡す事は出来なかったんだよ。」
学生気分(著者)
「えぇ!そうなんですか!?」
卒業から数十年経って知る衝撃の事実。
どうやら、珈琲先生が卒業式で卒業証書を渡せるようになったのは
教頭先生の口添えがあったからだったそうです。
大仏
「あの『川とノリオ』の!」
しつこい大仏。
小学校卒業から数十年経ってもその記憶は鮮やかです。
珈琲先生
「教頭先生はホントによくしてくれてさ…」
ポツリ、ポツリと語り出す珈琲先生。
どうやら講師の立場では生徒と一緒に給食も一緒に
食べる事は出来なかったとの事ですが
またもここで教頭先生登場。
あろう事か貧乏学生だった珈琲先生の
給食費までも立て替えてくれた
と言います。
(教頭、味なマネを…)
「あんちゃん売れたら、おいらを使ってくれよ。」
画像はイメージです。
そう言えば、いつでも教頭先生は優しかったような気がします。
教頭先生
「何処が痛むんだい?」
突き指をした生徒に素早く駆け寄り優しく声を掛ける教頭。
しかし、たまたまなんですが突き指をした生徒の指は中指。
まるでコントのような展開だったと懐かしく振り返ります。
珈琲先生にとっても短いながらも我々6年2組は初めて担当したクラス。
今は校長先生をしている珈琲先生は
校長室にぼくらの写真を飾ってくれてると言います。
(これは悪い事出来ねぇな)
学生気分はこの日から
珈琲先生の顔に泥を塗らぬよう
満員電車でも痴漢には間違えられないように手は肩より上に上げて
通勤しています。
教頭先生、ありがとう!!
珈琲先生、オレはこれからも
痴漢に間違われないように頑張ります!!
つづく
本日もご愛読いただき誠にありがとうございました!!
さて次回の学生気分のブログ物語は…
同窓会⑭
熟女キャバクラ!?
オレたちはいつまで
オレたちのままでいられるのか!
ご期待ください!!
次回更新日 2025年6月21日(土) 予定です。
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