『アントニオ猪木をさがして』は猪木さんが亡くなられてから制作されたので
この映画の為だけに撮られた猪木さんの映像はありません。
アントニオ猪木最後の晩餐
アントニオ猪木さんが亡くなる10日ほど前に撮られた動画では
水を飲むのも難儀な猪木さんが『ガリガリ君 ソーダ味』を食べていたが
これは本人曰く
「ガリガリになった猪木がガリガリ君を食べている姿を見せたかった」との事。
今、自分が道に迷ってます。
アントニオ猪木公式YouTube 『アントニオ猪木最後の闘魂』
アントニオ猪木からのサプライズ より本人談
ネットの発達で昔の貴重な映像が簡単に見れるご時世、
本人の撮り下ろし映像がなくて
新たなドキュメンタリー映画を完成させるのは並大抵の事じゃなかったのか
映画『アントニオ猪木をさがして』は色々な仕掛けがしてあります。
その仕掛けとして公式サイトでは映画がパート割してある事が記述されています。
其の壱、猪木の足跡を辿るドキュメンタリーパート(語り:福山雅治)
其の弍、猪木と共に人生を歩んできたファンの人生にスポットを当てるドラマパート(演:安田顕、徳井優、他)
其の参、様々な人物が語る証言パート(藤波辰爾、藤原嘉明、オカダカズチカ、棚橋弘至、海野翔太、原悦生、有田鉄平、他)
ぼくが考えるにこの3つのパートが程よいバランスで組み込まれていたのかなと思います。
【3大パート分析】
其の壱、猪木の足跡を辿るドキュメンタリーパート(語り:福山雅治)
福山雅治さんは上京した時バイトをしていたピザ屋のオープン記念で猪木さんと会った事があり
その時に一緒に撮った写真は一生の宝物になっているとの事。
猪木信者としては猪木好きの人が制作に携わってくれていてとても嬉しくもあります。
若き日の福山雅治さんとアントニオ猪木さん。
福山さんは主題歌も担当している。
※曲中の「猪木ボンバイエ!」の叫び声は福山さんなのだろうか?!(多分違う)
さらにこのドキュメンタリーパートでは通り一遍にならぬように
神田伯山さんの講談パートがまで途中に入って緩急がついています。
アントニオ猪木VSマサ斉藤の巌流島の戦いが伯山先生の名調子で
いきいきと令和に蘇っているのです。
「今、最もチケットが取れない講談師」と言われている講談師。
毒舌キャラとしても知られる伯山先生。
ラジオのディレクターからは
「悪口を二度と編集したくないです。」
と6枚にも渡る長文の手紙をもらったそうだ。
学生気分
「酷評が多かったからかなりハードルを下げて観に来たんだけど意外に良くなかった?」
次っちゃん
「え!?酷評されてたの?」
事前に何も情報を入れていなかった次っちゃんも帰りの車内で普通にホクホク顔です。
大スクリーンで猪木ボンバイエが聴けて最後は『ダー』。
猪木信者にとってはまさに至福の時間だったのです。
だがしかし、数多くの媒体で酷評されていたのも事実。
次回はこの疑問点を解決すべく映画『アントニオ猪木をさがして』の3部構成の
残りの2パートをじっくり検証していきます。
オレの首を掻っ切ってみろ!
逆下剋上宣言 byアントニオ猪木
1983年8月28日 田園コロシアム
本日もご愛読いただき誠にありがとうございました!!
さて次回の学生気分のブログ物語は…
アントニオ猪木をさがして⑦
なぜ酷評されちゃうのか?!
ネタバレ徹底検証
【3大パート分析】
其の弍、猪木と共に人生を歩んできたファンの人生にスポットを当てるドラマパート
映画人生 劇場交差点 第34回
お楽しみに!!
次回更新日 2024年1月24日(水) 予定です。
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