〜前回までのあらすじ〜
普段は一次会で帰ると言う女子”釣りキチ“。
しかし、お互いの距離を縮めていく事に成功したのか
その男は釣りキチと2軒目まで飲みにいく事に成功します。
「この後どうするの?」
釣りキチが問いかけます。
その男にもたれかかる釣りキチ。
はたして正解はなんぞや!?
※画像はイメージです。
マッチングアプリで嫌われているのは何もおじさんだけではありません。
いわゆるヤリモク(体目的の男)も嫌われています。
ただ、付き合ったり結婚したりしたらその先には体の関係もあるのは事実であり、
逆にまったく体を奪う気がない男が奪うのは、お金くらいしかないので
遥かに恐ろしいともネットの記事に書いてあります。
もしも皆様の前に「体目当てではないのに、アプローチをしてくる男性」が現れたら、すぐにその場から逃げて下さいませ。
マイナビウーマン 『ヤリモクとは? ヤリモク男の特徴と見分け方、対処法』より
その男
「帰った方がいいよ。」
釣りキチ
「え!?」
その男はもちろん釣りキチが好きだし
もっと深い仲になりたいとも思っていますが
それ以上に真摯に向き合いたいと思う気持ちが強かったのです。
(ぼくはヤリモクじゃないんだ!!釣りキチ!!)
会計を済ませて釣りキチをなかば強引に帰すその男。
夜回り先生かよ!!
後に知り合うナンパを趣味とする次五郎から
その男はそう説教されます。
夜回り先生
ドラッグの売買や売春などの温床である夜の繁華街を
巡回してさまよう少年少女たちに
「もう遅いから帰りなさい」
と帰宅を促す水谷 修先生の通称。
「夜、君たちに優しく声を掛ける大人は信じるな」と訴えたい。
信じていいのは「帰りなさい」と怒ってくれる人だけ。
水谷 修
「いや、それは行くしかないでしょ」
次五郎が続けます。
「やっぱりそうだよね」
釣りキチとその日以来、
連絡が取れなくなったその男の表情は
明らかに暗いです。
(死んだんだな)
その男はいつも通りそう思う事にしますが
フラれ過ぎでそのみなし死亡者数は
『金田一少年の事件簿』ばりに膨れ上がっています。
「あぁぁぁぁ……!!」
幸せになろうと歩み始めたその男に
容赦なく襲いかかる現実。
その男はこの現状から見事、立ち直り幸せになる事ができるのか!?
つづく
本日もご愛読いただき誠にありがとうございました!!
さて次回の学生気分のブログ物語は…
幸福追求道2
芸術至上主義
第18回
再生への道
回り道でも動きを止めるな!!
お楽しみに!!
次回更新日 2025年9月27日(土) 予定です。
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