幸福追求道2 芸術至上主義 第4回 歌えなかったラブソングを歌おう 魂の救済

色恋沙汰

〜前回までのあらすじ〜

友人のカラテより得意な事で勝負するように指南を受けたその男。

 

その男は以前、自分の文章が面白いと褒められた事を思い出し、

 

文字のやり取りから始まる新しい出会いの場である

 

「マッチングアプリ」に挑戦する事を決めます。

 

孤独により死亡リスクが増大していくと言う現実に敢然と立ち向かいます。

 

バンド好きな女子に好きだとも告げられずに

 

結果的にフラれた形になったその男でしたが

 

その男なりに努力はしていました(つもり)。

 

伝えられないアツい気持ちにコードを乗せて

 

バンドで歌うその男。

 

後に山本耕史が堀北真希に返事がないのに手紙を送り続けて

 

12歳差の年の差婚まで至ったのに触発されて

 

その詩を手紙にして渡そうと企てますが、これは

 

「気持ち悪いから絶対やめろ」と友人に諌められて

 

断念しています。

 

よかった。よかった。

 

 

※なお、この曲は当初、『恋愛渋滞中』と言う曲名であったが

 

演奏するたびに友人にいじられ続けたので

 

曲名をひっそり『情熱渋滞中』に変更。

 

 

♫鏡の中を見ても でも何処か不釣り合い

 

財布と同じで中身がない

 

色々知りたいけど でも目が合わせられない

 

今日も変わらず1日が終わる

 

情熱渋滞中

 

作詞/作曲 学生気分

 

 

この頃のその男は届くことがないラブソングを歌い続けながら

 

このままではいけないと

 

一発逆転を狙ってネットで数万円もする

 

怪しげな恋愛系情報商材を買っていました。

 

※教材の中にはどう言う経緯かはまったく覚えていないが

 

女の子の気を引く為にベッドで脱糞すると言う

 

トンデモ本もあった。

 

 

※画像はイメージです。

 

もちろん、「マッチングアプリ」を始めるに当たっても

 

 

数万円もする情報商材をその男は購入します。

 

 

これで俺たちは救われる!!

 

 

まるで贖宥状を買って極楽浄土を目指すが如く盲信ぶり。

 

 

果たしてその男に明るい未来はやってくるのか!?

 

 

つづく

 

 

 

 贖宥状

中世末期のローマ教会が信者に販売した。免罪符とも言う。

 

それを買った人は現世の罪が許され、天国に行くことができ、

 

死んだ人のために買えばその人も救われるとされたが

 

実際はローマのサン=ピエトロ大聖堂の改修費用を

 

得るためという理由で販売されていた。

 

1517年、この贖宥状発売に対してルターが

 

『九十五ヶ条の論題』で疑義を呈し、

 

そこから宗教改革が始まった。

 

 

 

『もう一度読む 山川世界史』「世界の歴史」編集委員会

著 山川出版社 (2009年)より


 

本日もご愛読いただき誠にありがとうございました!!

さて次回の学生気分のブログ物語は…

幸福追求道2

芸術至上主義

第5回

人は城、人は石垣、人は堀…

ご期待ください!!

次回更新日 2025年8月13日(水) 予定です。

 

色恋沙汰
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