〜前回までのあらすじ〜
ブログ執筆の一助になれたらと
相席屋まで付き合ってくれた友人の別注さん。
しかし訪れた相席屋はまさかの女子ゼロ!!
このまま別注さんを帰すわけには行きません。
学生気分
「これからは私小説です。」
別注さん
「ほう」
ブログ読者(友人だが)を前にすっかり作家然として
今後のブログの構想を語る学生気分(ブログ主)。
※画像はイメージです。
思うに世にある私小説の多くが恐らく
自分の事を赤裸々に書いていますが
主人公は筆者その人と明言してない事が多い気がします。
自分を第三者的に表現出来れば
自分の事とは言いにくい本音を書けるのではないか?
学生気分(ブログ主)はそう考えたのです。
(オレはいいけどGAKUSEIはなんて言うかな?)
ぶっちゃけ完全にYAZAWA気取りです。
かの著名な文豪、谷崎潤一郎だって田山花袋だって
結構な性癖を持っていたりします。
田山花袋の『布団』の主人公も
好きな女の子のリボンや夜着、布団と片っ端から匂いをかいだりしています。
(文学と言うフィルターを通せばカッコいい!!)
俗っぽい事でも文学的であれば許されるフシもあります。
「自分の墓石を女の脚の形にしてほしい」
谷崎潤一郎
こちらも谷崎潤一郎の性癖が爆発してますが
何処となく文学的。
しかし恐らく同じ女性の好きな所でも
俗っぽい言い方だと絶対文学じゃないわけです。
「自分の墓石をおっぱいの形にしてほしい」
これだと一気に
バカっぽくなります。
学生気分
「自分を第三者的に捉える事で違った斬り口で書けると思うんですよ!」
別注さん
「ほう」
そんな自身の熱い想いを別注さんにぶつける学生気分(ブログ主)。
もしかしたら別注さんは
もう帰りたいと思っているかもしれません。
店員さん
「お待たせしました!これから相席スタートになります!!」
そんな話をしていると店員さんがやってきます。
別注さん
「あ!はい!!」
そそくさと案内される別注さん。
ようやくスタートする相席。
学生気分はこの間で既にビールを2杯飲んでいます。
はたして学生気分は新たな切り口である
私小説スタイルでブログを完成させる事が出来るのか?!
後半へつづく!!
ご愛読いただき誠にありがとうございました!!
さて次回の学生気分のブログ物語は…
相棒or相撲
今も聞こえるあのメロディーの巻
おじさんの相席屋放浪記第39回
お楽しみに!!
次回更新日 2025年3月29日(土) 予定です。
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