〜前回までのあらすじ〜
職場の上司ヤクザ犬さんの思い出の街、阿佐ヶ谷!!
数多のラーメン屋が潰れていく激戦区でどっこい生きてる
ラーメン屋福しん!!
デカ盛大好きヤクザ犬さんが勧めるお店にあるのは果たして…!?
ヤクザ犬さん
「今度はこれを食べてもらいたいんですよ。」
平日の日中、仕事が落ち着いて一息ついていると
闇の仕事を依頼をするが如く
スマホの画像を学生気分に見せるヤクザ犬さん。
スマホの画面には店舗限定1キロチャーハンとあります。
学生気分
「1キロ!!」
ヤクザ犬さん
「すごいですよ」
ー来店ー
福しん阿佐ヶ谷店は明るい店内でした。
ヤクザ犬さん
「あのおばさん10年ぐらいここにいますよ。」
学生気分
「え!?」
あとで調べてわかったのですが福しんでは
『店舗に一人は名物おばちゃんを配置する』と言う方針があるらしく
創業者の会長は人手が足りなくて応援がほしい場合も、
「彼女たちのシフトは動かすな」
とホールスタッフや、ときに店長に指示があり
おばちゃん達が働きやすい環境を用意しているそうです。
そう言えばヤクザ犬さんも無類の熟女好きです。
ヤクザ犬さん
「頼みましょう!」
注文はテーブルに備え付けられている
タブレット端末で注文します。
慣れた手つきでタブレットを操作するヤクザ犬さん。
1キロチャーハンを迷わず2つタップします。
ヤクザ犬さん
「すごいですよ…」
(ゴクリ)
思わず生唾を飲む学生気分。
阿佐ヶ谷のラーメン屋で、えも言われぬ不安に襲われます。
ヤクザ犬さん
「あ!!」
学生気分
「どうしたんですか?」
ここで何かを思い出したヤクザ犬さん。
ヤクザ犬さん
「前回来た時のレシートを出すと大盛にできるんです!!」
学生気分
「えぇっ!?」
(1キロチャーハンを大盛にだと…!?)
もしかしたらヤクザ犬さんは今日、学生気分を確実に
仕留めにきているのかもしれません。
必死で財布の中のレシートを漁るヤクザ犬さん。
ヤクザ犬さん
「ありました!!」
勢いよくレシートをテーブルに置くヤクザ犬さん。
(南無三!!)
空を見上げる学生気分。
しかしその紙は広げてみると
それは病院の番号札。
ヤクザ犬さんの痛風はまだ治ってないみたいです。
(ふぅ、危ねぇ。)
ほっと胸を撫で下ろす学生気分。
今、思えば1キロチャーハンの大盛のような
殺人メニューはきっとオーダー出来ません。
しかしまだ見ぬ1キロチャーハンにまだまだ拭いきれぬ
畏敬の念。
完食できるかどうか不安になる学生気分、思わずヤクザ犬さんに聞きます。
学生気分
「1キロチャーハンってどんなもんなんですか!?」
ヤクザ犬さん
「ぼくも一回しか食べた事ないんです。」
学生気分
「えぇっ!?」
次回、ついに1キロチャーハンの全貌が明らかになるのか!?
つづく….
本日もご愛読いただき誠にありがとうございました!!
さて次回の学生気分のブログ物語は…
福しん④
青い、青い、青いサワーの福しん
半分青い
恋とお酒とラーメンと… 第84回
【福しん 阿佐ヶ谷パールセンター店】
お楽しみに!!
次回更新日 2025年4月16日(水) 予定です。
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