〜前回までのあらすじ〜
マズローの欲求5段階説によると
人の欲求はどうやら階層型になっていて
一つ満たされればまたひとつ上の欲求を持つらしい。
満たされれば満たされる程幸せを感じる欲求5段階。
薄給のサラリーマンであるその男は
2段階目の「安全の欲求」で止まっています。
幸せになる為にはどうしたら…!?
経済的余裕がまったくないその男は
経済的に満たされるまで幸せになれないのか!?
最近では「人生100年時代」と言われて
先進国では2007年生まれの2人に1人が
100歳を超えると言う話で
人生は長いかもしれません。
出典:『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)100年時代の人生戦略』
(リンダ グラットン, アンドリュー スコット著 2016年 東洋経済新報社)
しかし、その男にとって
2007年生まれは完全に
自分の子供達の世代です。
(ゲッ!これって実はオレたちの世代の話じゃないんじゃ…)
うっかりブームに乗っかろうと思いましたが
途中で思いっきりハシゴを外される著者。
ぶっちゃけ人生100年より昭和100年の方がしっくりくる世代です。
※この記事を執筆している2025年はちょうど昭和100年にあたる。
オレたちの時代だ!!
業界のど真ん中を突っ走ってきた某プロレスラーの顔が浮かびます。
※画像はイメージです。
薄給のその男が
現在留まっていると考えられる
安定した収入などへの欲求
(安全の欲求)のひとつ上の欲求は
他者から愛されたいと言う欲求
(社会的欲求(親和欲求))ですが
社会的繋がりを実感する為には
ある程度相手から求められる存在でなければ
繋がる事が出来るか危ういです。
例えば結婚はお互いが婚姻届に判子を押さなければ成立しません。
少し厳しい言い方をすれば
食べても腹はくださないと言われても
美味しくなくなったものを人は好き好んで選ばないでしょう。
孤独であることの死亡リスクは、
1日たばこを15本吸うこと、
アルコール依存症であると同じくらいであり
運動をしないことよりも高く、肥満の死亡リスクより
2倍も高いと言う研究結果もあります。
出典:『孤独の本質 つながりの力 見過ごされてきた「健康課題」を解き明かす』
ヴィヴェック・H・マーシー(医学博士) 英治出版 (2023/11/19)
つまり寿命が延びたとは言え、
孤独であれば早死(はやじに)するのです。
(じ、時間がない!!)
幸せを追求するその男は期限があると思われる社会的欲求こそ
今、年老いた自分にとって満たすべき欲求ではないのか!?
愛ってなんだ!?
つづく
本日もご愛読いただき誠にありがとうございました!!
さて次回の学生気分のブログ物語は…
幸福追求道2
芸術至上主義
第3回
The Jam
カラテの兵法
カラテ流恋愛指南
お楽しみに!!
次回更新日 2025年8月6日(水) 予定です。
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